2018/9/18:エルミタージュ美術館をじっくりと見学、そして夜行列車へ
今日でサンクトペテルブルクの滞在を終えて、
夜行列車でヤロスラヴリへ向かいます。
列車の発車時刻が16時55分となっているので、
夕方までエルミタージュ美術館を見学することにしました。
エルミタージュ美術館の開館が10時半からとなっているので、
朝に少しだけ別のところを寄ってから、美術館へ行くことにしました。

↑バスで移動してきたのは、センナヤ広場です。
8時過ぎということもあって、通勤通学の人がたくさんいました。
朝のサンクトペテルブルクという風景ですね。

↑センナヤ広場周辺は運河がある下町地区です。
ドストエフスキーの【罪と罰】の主な舞台となっています。
ピンク色の建物はドストエフスキーが【罪と罰】を執筆したアパートです。

↑作中に出てくる娼婦ソーニャのアパートや
グリボエードフ運河、ヴァズネセンスキー大通りです。

↑罪と罰の主人公・ラスコーリニコフのアパートです。
ドストエフスキーのプレートが設置されていました。
センナヤ広場周辺の下町地区から北に歩くと、イサク聖堂があります。

↑イサク聖堂の南側にマリインスキー宮殿やニコライ一世像があります。
一昨日は夜に訪れましたが、日中のイサク聖堂は大きく見えますね。
40年の歳月を費やしただけあって、巨大です。
イサク聖堂の外観を見た後、北側の元老院広場へ。

↑ピョートル大帝の青銅の騎士が明るい時間だと映えます。
中国人観光客の数も多かったですね。

↑元老院広場近くにある旧海軍省です。
大きな尖塔があるサンクトペテルブルクのシンボルの一つだそうな。
元老院広場の向かいにあるエルミタージュ美術館へ。

↑日中にやってくると、青と白の宮殿が青空に映えます。
チケット売り場が混雑するということで、
インターネットでチケットを購入していきました。
ただ9月下旬は予約なしでも大丈夫そうな人の数でしたね。

↑エルミタージュ美術館のパンフレットです。
大きな建物群ですね。
10時半になって、美術館へ入場することができました。

↑最初に家具やエジプトの宝物がある部屋を通りました。
美術館は皇帝の宮殿だったということもあって、
小さい階段や展示されている部屋が豪華です。
そして、絵画が展示されているゾーンへやってきました。

↑レオナルド・ダ・ヴィンチの間へやってきました。
室内の装飾がすごいですが、観光客の数もすごいです。
【リッタの聖母】という作品が展示されていました。

↑大きな部屋はラファエロの間です。
【コネスタビレの聖母】【聖家族】が展示されていました。
隣にはラファエロの回廊があって、ヴァチカンのフレスコ画を複写したそうです。
壁一面びっしりとフレスコ画ですね。

↑スペイン美術が展示されている部屋です。
ゴヤの【アントニア・サラテの肖像】、 ベラスケスの【昼食】、
エル・グレコの【使徒ペトロとパウロ】がありました。

↑フランドル美術の部屋にはヴァン・ダイクの作品が。

↑隣の部屋にはルーベンスの作品が並んでいました。
【バッカス】【大地と水の結合】【ペルセウスとアンドロメダ】です。

↑レンブラントの間も人が多かったですね。
【ダナエ】は硫酸をかけられたそうな。
【放蕩息子の帰還】という作品もありました。
この部屋はレンブラントが数多くありました。
絵画ゾーンの見学を終えて、宮殿の装飾を見学することにしました。
こちらも人が多いですね。

↑1812年祖国戦争の回廊です、
ナポレオンとの戦争における将軍の絵が並んでいます。
お隣は大玉座の間・歴代皇帝の謁見の間でした。
ロマノフ王朝の紋章である双頭の鷲が見えますね。

↑こちらはパヴィリオンの間です。
エカテリーナ2世の愛人が暮らしていたそうな。
金色に光る孔雀の時計が展示されていました…、どこが時計なんだ?

↑こちらは紋章の間・ブロンズ製のシャンデリアに
ロシア各県の紋章が刻まれているそうな。
隣は小玉座の間です、ピョートル大帝の栄誉を讃えるために造られたそうです。
絵はピョートル大帝と女神が並んでいます。

↑こちらは将軍の間です。
大きなシャンデリアと将軍の絵がありました。

↑インターネットを使用しない場合、
大使の階段側の入口から入ります。
この階段も豪華な雰囲気が漂っていました。
こちら側の入口は人の数がめっちゃ多かったですね。
宮殿の東側がツアーのメインルートなっていて、
人の数が多かったです。
西側も散策できるのでそちらへやってきました。
こちらは団体客が少ないので、ゆったり観光できます。

↑まずはニコライ一世のホールがあります。
中央に大きなドームがありました。

↑続いて孔雀石(マラカイト)の間です。
ウラル地方で産出される貴重な石だそうな。
ニコライ2世の書斎は、本がびっしりでした。

↑少し歩くと、アレクサンドル2世が息絶えた部屋があります。
テロに遭遇して重傷を負ったアレクサンドル2世は
この部屋で息を引き取ったそうです。
彼の胸像が安置されていました。
↑こちらは白の間です。
ニコライ一世がアレクサンドル二世の結婚に際して贈った部屋だそうな。

↑お隣は黄金の客間です。
宮殿で最も美しい部屋の一つとなっています。
壁や扉に金箔が貼られた豪華絢爛の間となっています。

↑更に奥へ行くと、ラズベリーの書斎があります。
カーテンや壁紙がラズベリー色でした。
そして、ブドゥアールという皇后の為の私室です。
こちらも豪華な雰囲気が漂っていました。
宮殿の装飾めぐりを堪能して、別のフロアへ。
極東の展示物があるゾーンへやってきました。

↑敦煌の石窟壁画がありました。
これ、どうやって持ってきたんでしょう?

↑日本のゾーンもありました。
川中島の戦いの絵や
日本らしく甲冑や刀が展示されていました。
エルミタージュ美術館・本館の見学は以上です。
新館にも絵画がたくさんあるとのことで、
そちらを訪れました。

↑本館とは宮殿広場を挟んで向かい側にあります。
旧参謀本部を利用した建物で、半円形の建物です。

↑お腹がへったので、ピロシキをつまみました。
お肉とキャベツを食べて、美術館へ。
こちらの内部はモダンな雰囲気です。
芸術作品を展示することに集中していますね。

↑こちらも有名な画家の絵が多く、
まずはクロード・モネの作品がありました。

↑こちらはルノワール。
【扇子を持つ女】【ジャンヌ・サマリーの肖像】です。
淡い色使いが特徴ですね。

↑セザンヌの作品です。
【果物と水差し】【タバコを吸う男】です。
ほの暗い感じがセザンヌでしょうか。

↑ゴーギャンの絵になります。
【果実を持つ女】は分かるのですが、もう一つは…。

↑ヴィンセント・ヴァン・ゴッホです。
ひまわりが有名ですが、ライラックの作品も好んで描いたそうです。

↑こちらはパブロ・ピカソです。
これはピカソらしい雰囲気が漂っています。

↑絵画ゾーンで最後に見たのが、マティスの作品。
新館はマティスの作品が非常に多く展示されていました。
絵画ゾーンの見学を終えて、別のフロアへ。

↑カール・ファベルジュが手がけた美術品のギャラリーです。
インペリアル・イースターエッグが展示されていました。
細かいところも良く作られていますね。

↑新館は旧参謀本部の建物を利用していて、
帝政時代の各省庁の部屋が復元されていました。
外務大臣の為の食堂や財務大臣の執務室がありましたね。
以上で、エルミタージュ美術館の見学は終了です。
本館と新館で6時間くらいかけて見学しましたが、
まだまだ見ていないフロアがあって、
じっくり見ようと思ったら丸一日あったほうが良いですね。
美術館を見学後、ホテルへ戻ることにしました。

↑ネフスキー・プロスペクトから美術館への通りです。
両サイドには重厚な建物が並んでいます。
バスを利用して、ホテル近くへ戻ってきました。

↑夜行列車を利用する前に、夕食をとることにしました。
ホテル近くのストローバヤへ入りました。

↑チキンカツとボルシチ、サラダとモルスで500円を切るお値段。
うーん、お安いですね。
夕食後、夜行列車でヤロスラブリへ向かいます。
16時55分に出発して、到着は5時53分。
12時間以上かけて、移動するんですね。

↑モスクワ駅へ移動しました。
構内はスーツケースを持つ人で賑わっています。
モスクワへの高速列車もこの駅から出ていますね。

↑イワノボという全然知らない町行きの夜行列車を利用します。
夜行列車で周りに人がいると辛い気がしたので、
一等客車の部屋を予約しました。
運が悪いと隣に人がいるのですが、ありがたいことに誰も来ませんでした。
ゆっくりと休むことができそうです。

↑夜行列車の1等のお値段は9500円くらい。
移動と個室で列車を使えることを考えると、お安い気がします。

↑水や軽食があって、明日の朝食に使えそうです。
そして、列車は定刻通り出発しました。
途中、高速列車に何回か抜かれるのと、
時間調整の為、長く停車する駅がありました。
だから、長時間の異同なんですね。
夜行列車の夜が更けていきます。
夜行列車でヤロスラヴリへ向かいます。
列車の発車時刻が16時55分となっているので、
夕方までエルミタージュ美術館を見学することにしました。
エルミタージュ美術館の開館が10時半からとなっているので、
朝に少しだけ別のところを寄ってから、美術館へ行くことにしました。



↑バスで移動してきたのは、センナヤ広場です。
8時過ぎということもあって、通勤通学の人がたくさんいました。
朝のサンクトペテルブルクという風景ですね。



↑センナヤ広場周辺は運河がある下町地区です。
ドストエフスキーの【罪と罰】の主な舞台となっています。
ピンク色の建物はドストエフスキーが【罪と罰】を執筆したアパートです。



↑作中に出てくる娼婦ソーニャのアパートや
グリボエードフ運河、ヴァズネセンスキー大通りです。


↑罪と罰の主人公・ラスコーリニコフのアパートです。
ドストエフスキーのプレートが設置されていました。
センナヤ広場周辺の下町地区から北に歩くと、イサク聖堂があります。




↑イサク聖堂の南側にマリインスキー宮殿やニコライ一世像があります。
一昨日は夜に訪れましたが、日中のイサク聖堂は大きく見えますね。
40年の歳月を費やしただけあって、巨大です。
イサク聖堂の外観を見た後、北側の元老院広場へ。


↑ピョートル大帝の青銅の騎士が明るい時間だと映えます。
中国人観光客の数も多かったですね。

↑元老院広場近くにある旧海軍省です。
大きな尖塔があるサンクトペテルブルクのシンボルの一つだそうな。
元老院広場の向かいにあるエルミタージュ美術館へ。




↑日中にやってくると、青と白の宮殿が青空に映えます。
チケット売り場が混雑するということで、
インターネットでチケットを購入していきました。
ただ9月下旬は予約なしでも大丈夫そうな人の数でしたね。

↑エルミタージュ美術館のパンフレットです。
大きな建物群ですね。
10時半になって、美術館へ入場することができました。




↑最初に家具やエジプトの宝物がある部屋を通りました。
美術館は皇帝の宮殿だったということもあって、
小さい階段や展示されている部屋が豪華です。
そして、絵画が展示されているゾーンへやってきました。


↑レオナルド・ダ・ヴィンチの間へやってきました。
室内の装飾がすごいですが、観光客の数もすごいです。
【リッタの聖母】という作品が展示されていました。




↑大きな部屋はラファエロの間です。
【コネスタビレの聖母】【聖家族】が展示されていました。
隣にはラファエロの回廊があって、ヴァチカンのフレスコ画を複写したそうです。
壁一面びっしりとフレスコ画ですね。




↑スペイン美術が展示されている部屋です。
ゴヤの【アントニア・サラテの肖像】、 ベラスケスの【昼食】、
エル・グレコの【使徒ペトロとパウロ】がありました。



↑フランドル美術の部屋にはヴァン・ダイクの作品が。



↑隣の部屋にはルーベンスの作品が並んでいました。
【バッカス】【大地と水の結合】【ペルセウスとアンドロメダ】です。



↑レンブラントの間も人が多かったですね。
【ダナエ】は硫酸をかけられたそうな。
【放蕩息子の帰還】という作品もありました。
この部屋はレンブラントが数多くありました。
絵画ゾーンの見学を終えて、宮殿の装飾を見学することにしました。
こちらも人が多いですね。


↑1812年祖国戦争の回廊です、
ナポレオンとの戦争における将軍の絵が並んでいます。
お隣は大玉座の間・歴代皇帝の謁見の間でした。
ロマノフ王朝の紋章である双頭の鷲が見えますね。


↑こちらはパヴィリオンの間です。
エカテリーナ2世の愛人が暮らしていたそうな。
金色に光る孔雀の時計が展示されていました…、どこが時計なんだ?


↑こちらは紋章の間・ブロンズ製のシャンデリアに
ロシア各県の紋章が刻まれているそうな。
隣は小玉座の間です、ピョートル大帝の栄誉を讃えるために造られたそうです。
絵はピョートル大帝と女神が並んでいます。

↑こちらは将軍の間です。
大きなシャンデリアと将軍の絵がありました。



↑インターネットを使用しない場合、
大使の階段側の入口から入ります。
この階段も豪華な雰囲気が漂っていました。
こちら側の入口は人の数がめっちゃ多かったですね。
宮殿の東側がツアーのメインルートなっていて、
人の数が多かったです。
西側も散策できるのでそちらへやってきました。
こちらは団体客が少ないので、ゆったり観光できます。

↑まずはニコライ一世のホールがあります。
中央に大きなドームがありました。


↑続いて孔雀石(マラカイト)の間です。
ウラル地方で産出される貴重な石だそうな。
ニコライ2世の書斎は、本がびっしりでした。

↑少し歩くと、アレクサンドル2世が息絶えた部屋があります。
テロに遭遇して重傷を負ったアレクサンドル2世は
この部屋で息を引き取ったそうです。
彼の胸像が安置されていました。


↑こちらは白の間です。
ニコライ一世がアレクサンドル二世の結婚に際して贈った部屋だそうな。

↑お隣は黄金の客間です。
宮殿で最も美しい部屋の一つとなっています。
壁や扉に金箔が貼られた豪華絢爛の間となっています。


↑更に奥へ行くと、ラズベリーの書斎があります。
カーテンや壁紙がラズベリー色でした。
そして、ブドゥアールという皇后の為の私室です。
こちらも豪華な雰囲気が漂っていました。
宮殿の装飾めぐりを堪能して、別のフロアへ。
極東の展示物があるゾーンへやってきました。


↑敦煌の石窟壁画がありました。
これ、どうやって持ってきたんでしょう?


↑日本のゾーンもありました。
川中島の戦いの絵や
日本らしく甲冑や刀が展示されていました。
エルミタージュ美術館・本館の見学は以上です。
新館にも絵画がたくさんあるとのことで、
そちらを訪れました。

↑本館とは宮殿広場を挟んで向かい側にあります。
旧参謀本部を利用した建物で、半円形の建物です。


↑お腹がへったので、ピロシキをつまみました。
お肉とキャベツを食べて、美術館へ。
こちらの内部はモダンな雰囲気です。
芸術作品を展示することに集中していますね。


↑こちらも有名な画家の絵が多く、
まずはクロード・モネの作品がありました。


↑こちらはルノワール。
【扇子を持つ女】【ジャンヌ・サマリーの肖像】です。
淡い色使いが特徴ですね。


↑セザンヌの作品です。
【果物と水差し】【タバコを吸う男】です。
ほの暗い感じがセザンヌでしょうか。


↑ゴーギャンの絵になります。
【果実を持つ女】は分かるのですが、もう一つは…。


↑ヴィンセント・ヴァン・ゴッホです。
ひまわりが有名ですが、ライラックの作品も好んで描いたそうです。


↑こちらはパブロ・ピカソです。
これはピカソらしい雰囲気が漂っています。


↑絵画ゾーンで最後に見たのが、マティスの作品。
新館はマティスの作品が非常に多く展示されていました。
絵画ゾーンの見学を終えて、別のフロアへ。


↑カール・ファベルジュが手がけた美術品のギャラリーです。
インペリアル・イースターエッグが展示されていました。
細かいところも良く作られていますね。



↑新館は旧参謀本部の建物を利用していて、
帝政時代の各省庁の部屋が復元されていました。
外務大臣の為の食堂や財務大臣の執務室がありましたね。
以上で、エルミタージュ美術館の見学は終了です。
本館と新館で6時間くらいかけて見学しましたが、
まだまだ見ていないフロアがあって、
じっくり見ようと思ったら丸一日あったほうが良いですね。
美術館を見学後、ホテルへ戻ることにしました。

↑ネフスキー・プロスペクトから美術館への通りです。
両サイドには重厚な建物が並んでいます。
バスを利用して、ホテル近くへ戻ってきました。



↑夜行列車を利用する前に、夕食をとることにしました。
ホテル近くのストローバヤへ入りました。

↑チキンカツとボルシチ、サラダとモルスで500円を切るお値段。
うーん、お安いですね。
夕食後、夜行列車でヤロスラブリへ向かいます。
16時55分に出発して、到着は5時53分。
12時間以上かけて、移動するんですね。


↑モスクワ駅へ移動しました。
構内はスーツケースを持つ人で賑わっています。
モスクワへの高速列車もこの駅から出ていますね。



↑イワノボという全然知らない町行きの夜行列車を利用します。
夜行列車で周りに人がいると辛い気がしたので、
一等客車の部屋を予約しました。
運が悪いと隣に人がいるのですが、ありがたいことに誰も来ませんでした。
ゆっくりと休むことができそうです。

↑夜行列車の1等のお値段は9500円くらい。
移動と個室で列車を使えることを考えると、お安い気がします。

↑水や軽食があって、明日の朝食に使えそうです。
そして、列車は定刻通り出発しました。
途中、高速列車に何回か抜かれるのと、
時間調整の為、長く停車する駅がありました。
だから、長時間の異同なんですね。
夜行列車の夜が更けていきます。
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